ゆうしんの格闘技見聞録

格闘技や武道・武術について思った事を気ままに書いていくブログです

格闘技の前日計量などのパフォーマンス

押忍!

皆さま、お疲れ様です。

格闘技の試合前に行われる前日計量や記者会見でのパフォーマンスについて書きます。

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1:前日計量や記者会見でなぜパフォーマンスをするのか

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 団体を問わずなぜ、プロ格闘家は前日計量や記者会見でパフォーマンスをするのかというと、自分の試合や自分が所属している団体を盛り上げて注目度を高めるためにしています。

 パフォーマンスをすることによって自分にプレッシャーをかけて自分を追い込んで高めたり、対戦相手の調子を崩したり、対戦相手と共同でパフォーマンスをして注目度を上げるためといった理由があります。

 パフォーマンスの種類は次に紹介します。

 

2:パフォーマンスの種類

 ⑴対戦相手への挑発

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 対戦相手への挑発は顔を突き合わせたり小道具を使ったり、挑発的な言葉を言ったりとやり方があります。

 ①挑発合戦

 挑発合戦は、挑発されたら挑発を返してお互いに挑発しあいます。この場合は、相手にムカついた場合かお互いに口裏を合わせて作られた挑発合戦が見られます。

 ②場外乱闘

 挑発合戦か挑発にイラついたら場外乱闘が発生します。場外乱闘も本気の乱闘もあれば、対戦相手と口裏を合わせて作られたものがあります。

 ③一方通行

 挑発をしても一切相手にしない場合がこれになります。格闘家は挑発するのではなく試合で見せるのが本物だという態度を示しています。

 ⑵自分の強さを誇示

 自分の強さを誇示する方法は、物を壊して自分の力があることを対戦相手や観客、視聴者に見せることが代表的なやり方です。

  また、ビッグマウスもこれに含まれます。

 

3:パフォーマンスの弊害

 ⑴パフォーマンスありきの計量や会見

 パフォーマンスに注目が集まってしまってパフォーマンスが得意でない選手や挑発をしないで試合で見せたい選手にとってはキツいものがあります。

 パフォーマンスで目立とうとしてパフォーマンスありきになってしまい、格闘技団体の見識が疑われてしまうケースがある場合があり、パフォーマンスに頼らないと試合を盛り上げられないのかと指摘されている団体もあります。

 ⑵実力が伴っていない

  パフォーマンスに重きを置いてしまい、実力が伴わず、パフォーマンスがメインと言われてしまっている選手もいます。パフォーマンスをするにはある程度の実力がないと恥ずかしい思いをしてしまうことがあります。

 

4:パフォーマンスについての個人的な意見

 ⑴試合や団体を盛り上げるためにはやむを得ない

 特にK-1の芦澤竜誠選手や皇治選手はパフォーマンス能力が長けています。K-1を盛り上げるためにやっているのではないのでしょうか。

 選手自身も注目を浴びるためにパフォーマンスは必要性があると思います。パフォーマンスをするのはいいのですが、それに頼らずに試合で魅せることができるようにするのが格闘家としてのやり方なのかなと思います。

 挑発合戦は好き嫌いが分かれるので諸刃の剣の要素があるので考えようですね・・・

 ⑵しなくても魅力的な試合をすれば試合や団体は盛り上がる

 RIZIN堀口恭司や朝倉兄弟はパフォーマンスをしなくても試合で盛り上げているのでパフォーマンスをしている様子はありません。

 パフォーマンスに頼らなくても試合で魅せることができるなら過度なパフォーマンスは不要なのかとも思います。

 リングでやる事で答えが出るので挑発合戦は不要なのかな。