詠春拳の体験記および私見
押忍！
皆さま、お疲れ様です。
今回の記事ですが、格闘技見聞録として格闘技や武道・武術の体験記が無かったので今年の年初めに体験した中国拳法で有名な詠春拳についての体験記を通じて私見を書きます。
詠春拳を体験した道場ですが、東京の大久保にあるTech gymというところです。この記事内で改めて紹介します。また、詠春拳の内容についての説明は割愛しますのでTech gymのWebページをご覧ください。
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この記事を見て詠春拳に興味を持てばこちらもお薦めします。
１：今まであった中国拳法のイメージ
⑴実戦的ではないので使えない
中国拳法はなぜ実戦で使えないイメージがある理由は、カンフー映画での派手なアクションシーンや太極拳での健康体操のイメージや中国拳法の使い手がルールがあるとはいえ総合格闘家に負けているからです。
⑵テクニック偏重なので敷居が高い
中国拳法はカンフー映画で見られる派手なアクションシーンをするのに高度なテクニックを用いたり、動きが難しそうだったりとしたイメージがありました。
２：実際に詠春拳を体験した感想
⑴詠春拳も基本が大事
今回の体験で一番重要視していたものが基本動作の練習が徹底しているかについてです。練習を始めるにあたり、基本動作を徹底して行なっていました。中国拳法でも派手な動きが目立つ詠春拳も、基本がしっかりしていないと華麗な動きが出来ないと先生が教えてくれました。
⑵詠春拳の練習は身体の動かし方を学ぶのにうってつけ
詠春拳の基本の攻撃から単発的な動きをせずに複雑な動きをしています。脳と身体を連動させるのにうってつけです。
詠春拳でメインとなる対人練習では、相手がどの様に動くか考えるのではなく、動きに合わせて攻防を行なっていくので脳と身体を連動させないと攻撃を貰います。
詠春拳を体験した感想は上半身のSAQトレーニングになると感じました。
⑶攻防一体なので実戦で使えそう
詠春拳の対人練習を通して感じたことですが、接触することにより展開することが出来るのでどの様な攻撃にも臨機応変に対処出来そうな感じです。実際にやってみてこちらの攻撃が防がれたと思ったら反撃されていましたので攻防一体となっていると感じました。実戦では状況が目まぐるしく変わるため、ガードしても次の展開まで間が開きそうなので間髪入れずに反撃しないと防戦一方になるので詠春拳の攻防一体の動きは実戦で使えると感じました。
３：体験したことによって変化した考え
⑴中国拳法も実戦で使える
詠春拳を体験しただけですが、中国拳法も基本からしっかり出来ていればいかなる状況に臨機応変に対処出来ると思いました。どの武術もルールの中では不利になるケースもあるので、一概に使える・使えないの判断は出来ないと思いました。
⑵派手なテクニック偏重ではなく基本が大事
華麗なテクニックを使うにあたり基本がしっかりしていないといけないので、派手なテクニックの練習になるのではなく、基本の練習がしっかりしているからこそ安心して取り組めそうです。
４：詠春拳についての私見
⑴上半身のSAQトレーニング
詠春拳の動きは、チェーンパンチや複雑に絡み合う対人練習を行うにあたり、脳と身体の連動性が強化され、神経系が鍛えられます。
SAQトレーニングはラダーやミニハードルを使って複雑な動きをして全身の連動性や神経系が鍛えられるトレーニングです。詠春拳は上半身が複雑な動きをするので上半身のSAQトレーニングといえます。
⑵激しい運動を伴わないので誰でも出来るが基礎体力は別に鍛えなければならない
詠春拳の動きは息が上るほど激しい動きは無いので老若男女誰でも気軽に出来る武術ですが、筋力やスタミナといった基礎体力が鍛えられないのがデメリットです。
詠春拳で神経系を鍛えつつ基礎体力を鍛えれば健康的な身体が作られます。
５：Tech gymの紹介
Tech gymは、マガジムでお世話になった石川幸生さんが詠春拳を教えているジムになります。場所はJR中央・総武緩行線大久保駅、JR山手線新大久保駅が最寄りのBMT新宿スタジオになります。詳細は下記のURLを参照してください。
https://wingchungym.amebaownd.com/
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