ふたりはプリキュア(Max Heart含む)を格闘技マニアの視点から見た感想
押忍!
皆さま、お疲れ様です。
今日は、女の子が見るアニメですが、戦闘シーンがとても激しいプリキュアの元祖となる「ふたりはプリキュア」について格闘技マニアが見た感想を書いていきます。
これが伝説の始まりです。
1:なぜ「ふたりはプリキュア」を見たか
⑴YouTubeやニコニコ動画でプリキュアの戦闘シーンを見て気になった
格闘技マニアとして色々な格闘技の試合やテクニックを見ていたら、たまたま初代プリキュアの戦闘シーンを見掛けたので見てみたら、動きがとても参考になりそうな感じがしました。詳細については「2:プリキュアの戦闘スタイルをヒントにする」で紹介します。
初代の戦闘シーンは刃牙などの格闘漫画に負けないくらいのクオリティがあり、戦闘にプリキュアや敵、それぞれの思いが感じられたので熱かったです。
⑵放送当時、気になったので見てた(笑)
放送当時、女の子が敵怪人と激しい殴り合いをするのはどんなものかと気になっていたので見てみたら、見応えのある戦闘シーンや主役の美墨なぎさと雪城ほのかの人間性や骨太なストーリーに魅力を感じ、好きになってしまいました。
⑶去年放送開始から15周年だったので色々と盛り上がっていた
去年、プリキュアは放送開始15周年だったのでネット等のメディアで盛り上がりを見せていました。
①YouTubeで初代の再放送
気づいたのが後半戦のストーリーでしたが、最終回まで見ました。改めて見るとプリキュアとラスボスと敵の3幹部のやり取りが骨太であると感じました。
②2018年のプリキュアに初代の2人が出た
気になって見たのですが、初代の2人の戦闘スタイルは相変わらず己の身体だけで戦っていたので熱いものを感じ、やっぱり初代は強いと感じました。
③グラブルでコラボした
グラブルとコラボした時はグラブルをインストールしようか迷いました。インストールしていないことを後悔しているのは内緒です(笑)。グラブルを製作している会社はCygamesです。Cygamesは那須川天心が所属しているので、那須川天心とプリキュアが戦えばどっちが強いのか気になりました。
CygamesはRIZINにも協賛しているので堀口恭司や朝倉未来・朝倉海といったRIZINのトップファイターとプリキュアがRIZIN MMAルールで戦ったらどっちが強いのか妄想せざるを得ない状況にもなります。
2:プリキュアの戦闘スタイルを参考にする
⑴キュアブラック(美墨なぎさ)の戦闘スタイル
キュアブラックは力のブラックといわれています。戦闘スタイルは清々しいくらいのパワーファイトです。主な攻撃はパンチの連打や強烈なパンチやキックになります。また、プロレス技をヒントにした攻撃もあります。美墨なぎさ自身、普段から弟にプロレス技をかけているのでキュアブラックに変身しても自然とプロレス技が使えるのではないかと思います。
相手に翻弄される場面もありますが、持ち前のパワーと気迫で撥ね退けています。「こうなったらパワー勝負だ!」というセリフと「どすこーい!」と力強く飛び蹴りを敵に決めるシーンはパワーファイターとしての見せ場となっています。
学ぶべき点は、苦しくてもここ一番で力強い攻撃をアグレッシブに放つ精神力です。私自身、クラヴマガのオレンジベルトテストで苦しい時はキュアブラックのスタイルで乗り越えました。
⑵キュアホワイト(雪城ほのか)の戦闘スタイル
キュアホワイトは技のホワイトといわれています。戦闘スタイルは相手の力を利用したり、遠心力を活かすといった技を使っています。攻撃方法は華麗な技を繰り出して的確にダメージを与えたり、相手を往なして相手の力を利用した投げ技や強烈なカウンターアタックをしたり、自分が回転することによって遠心力を生んで強烈な攻撃を繰り出しています。
キュアブラックとは違い、敵に翻弄されることなく冷静に戦えています。自分より大きい敵が突進してきてもその推進力を利用して投げ飛ばしたり、自分と相手の接触による反応や捌きを使った日本古来の武術や詠春拳に近い動きをしています。キュアホワイトの見せ場は華麗な捌きなどといった古武術的な動作にあります。
キュアホワイトから学ぶ点は、実在する武術の流派の動きに非常に似た動きをしていることです。その武術の練習をして技を受けても原理が理解できないので、キュアホワイトを思い浮かべてその武術の練習をしています。
⑶お互いの戦闘スタイルから見た考察
キュアブラックの力強さもキュアホワイトの華麗な技はルールの有無に対応できそうな気がします。
①ルール有りの場合
相互格闘技やキックボクシング等のルール有りの場合は、お互いの戦闘スタイルがルールに適合して戦えます。キュアブラックの場合、アグレッシブに攻めるかしっかりガードを固めて強烈な反撃を仕掛けることが想定されます。キュアホワイトの場合、相手を往なすことやカウンターを狙うスタイルが想定されますが、威力を高めたいから遠心力を利用する攻撃が使えるかは不明です。
②ルール無しの場合
路上や戦場等でのルール無しの戦いの方が戦いやすいです。敵怪人はルール無しの戦いなのでプリキュアもルール無しの方が本領を発揮しやすいと考えられます。
⑷顔面攻撃無しについて
実はプリキュアも敵怪人も顔面攻撃はしていません。顔面攻撃禁止のフルコンタクト空手のルールを採用していたのでしょうか?
顔面への攻撃があった場合はブロッキング等のガードやスウェーバック、ボビングでもして避けてたと思われます。まるで超一流の格闘家のようです。
3:男女問わず格闘技をする人は見た方がいい
私自身、プリキュアを見てベルトテストの気持ちを高めました。プリキュアの不屈の精神を感じ取ったり、華麗な技を使えるイメージを持てるように動機付けに役に立つと思います。
キュアブラックから得るものは力強さと闘志、キュアホワイトから得るものは冷静な心と華麗な技を使う心構えです。二つの要素が絡み合っているので、女の子向けアニメと思わずに格闘技をする人は見て気持ちを高めてください。